砂絵やっとります。

前編はこちら。作文：砂と私

- - - - -

静岡に行く前日。
お線香をあげに行くことがメインだったので、特に静岡観光について調べておらず。
しかしせっかく行くのだし調べた方がいいな。と日帰り温泉をピックアップしたのち、姉の旦那さんが静岡で働いていたことを思い出し姉に電話。

『新幹線だと、そうだな～』と当たり前のように言われたので、『電車だけんど！』とすぐさま訂正しましたが。
お金に余裕があればもちろん新幹線でぴょいと行きたいところですが、電車でとんとこ行くのも嫌いじゃないのです。
（学生時代に福島から青春18切符で6時間？かけて渋谷に行って、数時間買物してまた6時間電車で福島まで帰ったってことがありました。（そのときは2人で行ったので電車内は全く問題なし。）ここからが若いつかバカか？って感じなんですが、そのとき迷って結局買わなかった洋服があったんですが、次の日どーーーーーしても欲しくなっちゃって、やっぱり買いに行こう！とそのまま1人で福島からまた往復12時間かけて渋谷に買いに行ったことがあるのです。2日連続12時間。）

姉に観光地やおすすめの食べ物を教えてもらい、ありがとう！とお礼を告げて『よぉし！明日は朝8時に出発だー！！』と意気込んで寝ましたが、目覚めたのが8時。
『ですよねー』と言いながら、なんとか9時発の電車に乗り込む。
音楽を聴いたり、ノートに落書きしたりの快適とんとこ電車旅。

途中逆のホームで待ち続けたたために乗り遅れたり、電車の時刻を調べてたら携帯の充電が1つになって激しく不安になったり、目の前に座ったおっさんが電車内で小銭を数えながらツバをペーペー連続吐き出し、大変嫌な思いをして、やっと降りたよあいつ！と思ったらかわいらしい女の子がその席に座って、おっさんの吐いたつばに触りはしないかひやひやしてたら、あっという間に到着。

前回はそこからバスで30分ほどかけて行ったのですが、今回は娘さんが迎えに来てくださいました。ありがたやー
そうして自宅に到着し、おかぁさまにご挨拶。5年ぶり。
おじぃさんの写真を見て『あぁ、ホントにいなくなってしまったのだな。』と実感。そしてお線香を上げて想いを伝える。
電車の中でちょっとうるっとしてたけど、実際来れて気持ちを伝えられたらなんだかすっきりしました。

おじぃさんはすごく多趣味な人で、絵はもちろん写真を撮ったりラジコン、アーチェリー、熱帯魚、社交ダンス、ギター、アコーディオンなどなんでもやりたいことはやる！って感じの人だったようです。
以前会ったときに、すごくこだわってる人だなと思ってましたが、ここまでとは。砂絵が一番長く30年続けたそうで、なんだか感慨深い。



↑これがおじぃさん作の砂絵。大変細かい。

その後も、近況話をしたりわいわいして、結局4時間ほど居座ってしまった！
帰りに『お弁当持っていくかい？』とおかぁさまがお弁当を作ってくださいました。嬉しい…
そして帰りも娘さんに駅まで送っていただき、『ありがとうございました！』とお礼を告げて電車に飛び乗る。

今回はねぇさんにも会えず、日帰り温泉にも行けなかったけど、こころは満腹でありました。



↑親切にしていただきありがとうございました。




↑恒例のキーホルダー購入。柄にもなくキティ。

これからも、砂まきガンバリマス。