砂絵やっとります。

横浜の美容師さんに『カミスン見ましたか？』とメールしたら、『最後、の子さんが手を挙げたときに一緒に挙げてしまいました。』と返事が来て、超にやけたナオシです。にやり。

月曜日の生放送音楽番組『カミスン』に、わたしが応援している神聖かまってちゃんが地上波初ライブを行った件について、世間が放送事故だ！と騒いでおる。

ちょうど1年前、彼らの”夕方のピアノ”という曲を初めて聴いた時、血の気が引いて行く程の衝撃は今でも忘れられないので、その気持ちはよくわかる。
これほどの歌を歌うに至った理由はどういう経緯があったのだろう？と彼らを知るうちに、プライベートのことや、繊細な部分、音楽的戦略までもさらけだす姿にどんどん引き込まれていった。
狭い入口を覗き込み、真っ暗闇をおそるおそる進んで行ったら、先が知りたくてもう後には戻れなくなったという感覚。

彼らは音楽でわたしは絵と違うジャンルではあるが、同じくモノを作り出し発信する立場として、好き嫌いはあるにしろオリジナリティ100%の曲と歌詞、時代の流れを読むスピード感、そしてメンバーのプライベート発信と、真似したくてもできないようなことばかりで、尊敬のまなざし。
プライベートを発信することが絶対必要とは言わないけど、それを知ることによって歌詞や曲に説得力が生まれるのは間違いない。

批判が飛ぶ中、わたしは『初登場でここまでやるかー！さすが！』と拍手喝采であった。
今の時代、あれだけテレビで暴れることが出来るアーティストはいないであろう。（いい曲だからちゃんと歌ってほしかったという気持ちはあるけれど。）

今回のテレビ出演を見て、1人でも多く狭入口に迷い込んでくれたらいいなぁと思いました。
そしてわたしもそんなオンリーワンなアーティストになりたいなぁ、と改めて思ったのです。