砂絵やっとります。

エセOLの仕事で役所に書類を受取に行った時、『失礼ですが、アルバイトさんですか？』と言われたナオシです。だうも。

初めての手続きでたじろいだことが主な原因と思われるが、着ている洋服も役所スタイルに適用していなかったためもあると思う。
エセOLとして10年近く働き、ベテランと思われぬところで『まったく失礼しちゃうわっ！』と思うポイントであろうが、意識が完全に絵活動にシフトしている今、『やっぱバレるもんね。』と感じた次第。

しかし絵活動の場に行くと、『こういうポップな絵を描くのは意外ですよね～』と言われる。絵とわたしとの間にギャップがあるらしい。まぁ、それもわからんではない。と思ったら、『絵とご本人、そっくりですよね！』と言われたりもして、大混乱。
割合としては6：4くらいでギャップありがリード。
似てようが似てまいが、わたしの作品であることには変わらないので、どちらでも良いのですが。

そして実家では、親戚のおばさまに『ごぶさたしてます～』と挨拶され、『へ？』と振り返ると、『まぁ、なおちゃん！』と母に間違えられ、しまいにはわたしを呼ぶときに、姪のサエの名前を呼ばれたりもしておる。

これらの件を踏まえ、自分はどこにいても曖昧な存在だなぁ。と感じるが、これにより切なくなるわけでも不快になるわけでもなくいられるのは、砂絵一筋にコツコツ続けてきたという小さな自信があるからだと感じておる。
どんなことでも、自分に誇りを持てる部分が1つでもあれば、ブレずに前に進んでいけるのかもなぁーと感じた仕事先での出来事でした。

『曖昧な存在』という絵でも描くかね。