GW物語・後編 -必要のないオチ-
2009.05.05 (Tue)
朝8:30。『なおちゃ~ん、ネックレス作ったよ~』と言って部屋に入ってきたさえぽんの声で目が覚める。
そして、かくれんぼしたりお絵かきしたり、さえぽんおすすめの映画”マスク”を観たりしました。
あとはわたしが中学の時に作ったキュロット(表現古)が出てきて、なつかしんだりしました。
↓モデル姉。やたら足が細い。
久々にそれを見て、『赤のコーデュロイなんていつ履くんだよ、自分。』と思ったりしましたが。ナンセンス。
そんなこんなでまったり過ごし、そこから姉は実家に帰るというんで、駅まで送ってもらいまたね~とわかれて、わたしは仙台駅へ向かう。切符取ってなかったら一緒に岩手に帰れたのになぁーちきしょぅ。と思う。(特別割りのチケットなので、変更もできず)
ちと時間があったので近くにあったビレバで暇つぶし。
わたしが好きな”自殺うさぎの本”と同じ作者の”ウザイ発明”という本があったのでゲット。そうして新幹線に乗り込む。
意外に眠れず音楽を聞きながら、おにぎりやお菓子を食べて2時間過ごす。
そして『次は東京~』のアナウンスが流れたので。『よし準備するか。』と思って荷物整理をしようとしたら、抱えていた本の袋がチョコまみれ。
え?なんで?と目を疑う。もしや…と思って見たら、
白い洋服の上にアルフォート一粒が落ちてるじゃないの!いつの間に落ちたのあなた!
ずっと抱えて持っていたため、すっかりチョコレート部分が溶けてしまった模様。
他の上着、バックにも付着が次々発覚。
急いでティッシュでふき取るも、もう東京駅に着いてしまったので、急いで降りて半泣きになりながら『んもぅ!』と駅のトイレにかけこみ、手洗い開始!
トイレで洗う茶色い染み付きの洋服は、場所も場所だし意味深でしたが、家に帰るまでに染み付いたら大変だ!と恥を捨て、じろじろ見られながらの洗濯開始。
しかしこういうときに限って石鹸が置いてなくて、水だけでは全く落ちない…
しょうがないっ、洗剤を買いに行こう!とトイレを出ようとした瞬間に、掃除のおばさまが登場!なんだこの絶妙すぎるタイミングは!!!ドラマかよ!
『すみません!!洗剤とかありませんか!?』と聞くと、『あるわよ~』とおばさま。マジッ!!!事情を説明したら、『ちょっと待っててね。もっと持って来てあげるから。』といっぱい持ってきてくれた。泣
『普通洗剤は使わないんだけど、よく落ちるからあたしは持ち歩いてるのよね~』とおばさま。そしてゴシゴシ洗濯してくれて白い洋服もちゃんときれいになった!
さらには、『袋にも入れてあげるわね。最後にこの大きい袋に入れて、ほらっ。』と最高の応急処置をほどこしてくださいました!
ありがとうございました!と何度もお礼を言ってお別れしました。
不幸中の幸いでありました。
最後の最後にこんなオチいらない。と思いつつ、ホッと胸をなでおろしながら帰宅。
よいGWでした。
↑応急処置済みの洋服は、普通に置くと不審物扱いされそうな仕上がりであります。
この記事にコメントする