砂絵やっとります。

サンフランシスコから帰ってきて1週間無気力モードになっておったナオシです。だうも。

韓国・アート大阪・サンフランシスコイベントと7月は立て続けに大きいイベントが重なり、6~7月は毎日ピリッと過ごしていたので、ぷっつりと集中力が切れてしまったようで。
もう次のイベントや締め切りは山盛りにあるのに、全然手につかなくて買い物に行ってみるんだけど『なんでロサンゼルスにいるのにダイソーにいるんだろう。』とか思ってみたり、21時に寝てみたりとそういう生活が続きまして。

この無気力な自分に対して『何やってんだ！』と責め気味でストレスを感じたりもしたんだけど、日本の友達と長電話したり母と話をしたり、本屋さんに行ったりなんだりでなんとか50%ぐらいにテンションが上がるんだけど、すぐ0％という繰り返しの日々で。
なかなか長引いたので『やばいなぁ。でも来週の火曜日には戻るはず！』と祈っていたら見事120%までにテンション上がりまして！祝

というのも、ポートランドから来たPatrickとMattと会えたからなんですけど！


↑Mattとわたし 


実は数か月前に『Naoshiの本を出さないか？』というオファーをいただいておりまして、目が真ん丸になったのですが、その打合せがあったのです。
わたしとしては、軽い意思確認みたいな感じだと思っていたのですが、内容はもちろん締切やページ数等をしっかり話し合う本格始動！的な感じでぞくぞくしっぱなしで。しかも『Naoshiのやりたいように！Naoshiが全部決めていいよ！』とまさかのフリーダムで、『えぇ！』と逆に動揺しましたが。笑
2時間近く、Mattの日本語に助けてもらいながらなんとか意思疎通できました。


↑Patrickとわたし
 
 
今回わざわざポートランドから来ていただいたパトリックは、2011年にMattのHellion Galleryで個展をしたときに絵を買ってくれた出版社の方なのですけども、その時から気に入ってもらえて3年越しにこんな展開になることができたのは非常に感慨深いものでして。
それは3年の間に地道にやってきたことを見続けてくだすったことと、ロサンゼルスに来たことが大きな決め手になったのかもなぁと勝手に想像したりしていますが。（聞いてみればよかった）

LAに来る前にある人に『そんなに私生活を犠牲にしなくても。』と言われて『えぇ！犠牲にしてるって何を！？』とそう見られていることに驚いたことをふと思い出したのですが。

『絵以外のことは努力が足りない！（英語・女子力等）』と胸を張って言える自信はあるのですが（おい）、逆に言うと『絵のことに関してだけは全力で挑んでいる！』と胸を張って言える自信もありまして。
こういう偏った性格によって私生活とのバランス（たぶん結婚とか将来設計とかのことを指していると思われる）が犠牲になっている。と言うならば『おっしゃる通り！』と思うのですが、そんなことを言われながらもLAに来たことがきっかけで自分の本を出版！という大きな夢が1つ叶うのならばこれ以上の喜びはないのです！
打合せの後の夜は興奮して眠れず布団を抱きしめて『やったー！』とゴロゴロのたうち回りました。こんなことって今まであったかな。笑

まぁこれからが本番なので最後まで気を抜けないのですが、彼らの期待に応えられるような＆自分が100％出し切った！と言えるようなものに必ずしたいと思います。