イ旅 vol.20 -終わりに-
2009.06.01 (Mon)
こうして10日にわたるわたくしのイ旅は終了しました。
死ぬ前に行きたかったヨーロッパですが、イタリアは大変最高でありました。
イ旅が終わった直後の感想は、『やりきった!』です。あまりの達成感に、”よし!満足!”の一言しかありませんでした。思った以上に計画通りで自分でも驚きです。
ボルツァーノでは櫻井さん、ローマではれいこさん、この2人がいなければここまで完璧に実現できなかったと思います。本当にありがとうございました。
レモンパスタを食べれなかったことと、イタリア人の彼女と会えなかったこと、(さらに贅沢言うとヴェネチアに行けなかったこと)は次回のお楽しみにするとして、綺麗なドゥオモ・建築物・美術品を見たり、壮大な景色に感動したり、おいしい料理を食べて満足したり、そして親切な人々と出会ったり。
50人くらいに道を聞いたと思いますが、聞く人がナイスチョイスだったのか、みんな本当に親切に教えてくれました。
そして今回は、なにより旅をした!という充実感が半端ないです。そりゃぁ、全部自分で調べて、行動するわけですから当然ですが。
今までは、『旅行は誰かと一緒の方が楽しいでしょー』と思っていましたが、心底1人旅を楽しむ自分に出会えたのが新発見でした。
1人旅は向き不向きもありそうなのでなんとも言えませんが、わたしはだいぶおすすめしたいです。
数々のトラブルには持ち前のなげやりでどうにかなったし、準備期間も旅行期間も含め、臨機応変に対応できた自分を今回ばかしは褒めてあげたいと思います。
おつかれさまー
どこが一番よかった?と聞かれたりしますが、それぞれの良さがあって本当に選べない。本当にどこもよかった!
ただ、Mondo Pop GalleryのGeorgiaに会えたことが、イタリアに行って一番嬉しかったことかもしれません。
今までメールだけのやりとりで、点線な感じだったけど、それが会えたことによってちゃんとした線になれたというか。こうして遠い地にいる人と実際に出会えるのって、なんだか奇跡的なことだと思いました。
ポートランドのギャラリーのMattに会ったときも、いつも翻訳を助けてくれるシアトルのアランに会ったときもそうだけれど、自分が絵を描いていなければ絶対に会うことのできない人たちと出会えたことは、人生において宝物だな。と思いました。
アートフェアに出られたことと、ギャラリーの人に会う、という目的がなければ、1人でイタリアに行く勇気もなかったと思うし、『行ってみればいいべじゃ。』と背中を押してくれた母をはじめ、応援してくれた家族のみなさま、そしてエールを送ってくれたお友達、あ、あと会社を休ませてくれた社長も(笑)、どうもありがとう。
そして、怒涛の長々日記にお付き合いくださったみなさまも、どうもでした。
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帰ってきて2日でVol1からVol.18までざくっと文章だけ書き上げ、あとは画像を貼りながら文章を読み返してたんですが、もうずいぶん前のことのように感じます。
時間はどんどこ流れていきますねぇ。
1日1日を大切に、楽しく生きていこうと思います。
おしまい。
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